7月30日(火)18時から龍野コルク工業㈱の会議室で平成25年度第4回目の赤トンボを増やそう会の会合を開催
しました。
1,6/17以降の動きについて(前田)~今回も項目が多い為下線部のみ説明
6/18 トンボ池でヤゴ確認、モリアオガエルの卵有り。農林課長訪問~トンボ池放流と仮設道路建設説明。
19 飼育カゴの巡回チェック開始~奥小屋(鎌尾)、平木・トンボ池・出羽氏の田(藤井・森川/坂上・
前田)。平木の小さいカゴに1mmメッシュの網を巻いた(5箱)。出羽氏の田んぼでホウネンエビ収集、 自宅のミジンコと一緒に龍野小と赤とんぼ文化ホールに持参→エサやり→エサを食べなかったので数日
で羽化の可能性有り。トンボサミット今村会長へ電話~H27年度トンボサミット開催地立候補申出→OK。
20 内海自治会長・榮藤課長補佐と会議の。件調整。 中垣内地主の方への説明資料作成。
21 森川さんより~御津の三木さんのカゴの外側で1匹羽化(今年の1匹目)。 光都県民局・中垣内地主
の方々との会議~今後7月12日までに仮設道路のポイントの印をつけて地主に見てもらい、その上でど
うするか検討して頂く。赤とんぼ文化ホールのヤゴ死亡→展示の水槽撤去。朝日新聞藤井記者へ放流し
たヤゴの数等説明(龍高含む)。徳留氏に御津の羽化したてのアキアカネの写真送付→アキアカネだった。
22 トンボ池でようやく1匹羽化~雨で死亡していた。奥小屋訪問(鎌尾、森川、前田)~藤井氏、山本氏
の飼育カゴのチェック等。第3回会議議事録送付。上笹橋本会長電話~水門が閉められ田んぼの水が干
上がってきた。
23 露風生家で生誕祭(ビデオ撮影等)。トンボ池の水ストップ→県民局へ連絡→翌日来てもらう。青木さ
んへ先日の会議説明&今後の日程等相談。
24 トンボ池;給水システム補修により復元。1匹羽化(森川)。揖保川、御津のカゴチェック。前家氏訪
問~飼育カゴ設置状況等説明。7/23に害虫調査を予定。
25 揖保川の円尾君の田んぼで1匹羽化。トンボ池で1匹羽化、1匹は途中でダウン。
26 朝日新聞に”トンボ池で龍高生がヤゴ放流”の記事掲載。榮藤氏より~トンボ池の大きいカゴと防水シ
ート工事見積を取るべし。新聞記事を青木さん等へ配布。当会の活動状況DVD編集。
27 トンボ池で1匹羽化。
28 西播農資訪問(鎌尾、森川、前田)~トンボ池のカゴの材料費、組立費等見積依頼~穴掘りと防水シー
トは取り扱えない。新聞記事を市内飲食店等に配布(ロビコンのチラシと一緒に)
29 全国トンボ市民サミット参加(鎌尾、前田)~駒ケ根到着後、養命酒工場見学、南割公園でハッチョウ
トンボ観察(約100人)、夜は交流会、2次会。
30 9:30全国実行委員会出席(鎌尾、前田)~たつの市でH27年度トンボサミット開催決定(H26年度
は三重県御在所岳)。トンボサミットのHP更新等前田がボランティアで引受け。10:00開会式、10:30
基調講演、13:00事例報告(含む、高校生)、1500閉会。
7/ 1 木南会長の田んぼで1匹目羽化(マーキング等鎌尾)。榮藤氏訪問~トンボサミットを龍野で開催、N
PO準備の件説明→NPO化すると助成しやすくなる→後日企画書を作るべし。
2 平木の大きいカゴ(10m×6m×1.8m)設置作業(藤井、鎌尾、森川、前田)8:30~15:30で完成。
3 西播農資よりカゴの見積~約18万円。龍野土木訪問~トンボ池の穴掘り作業見積依頼。
4 トンボ池で1匹羽化、平木で浮草の下にびっしりと藻が生えていたのを除去、ミノムシ発見。揖西東小
より11/9,10いずれかの日で教員の県大会で赤トンボの発表をしてほしいとのこと。NPO化の件で佐
藤理事長に電話~7/11訪問OK。龍野土木訪問~トンボ池穴掘り作業見積受領~4万円。榮藤氏より~3
社の相見積を取るべし→森川さんに見積先依頼。
5 当会のHPに記事を追加。龍野小が1匹ようやく羽化(4/22生れのヤゴ)~子供たちと一緒にマーキン
グ。揖保川の田んぼで2匹目羽化。アグロにビニールハウス見積依頼。トンボ池で3匹羽化。
6 平木でヤゴの生存確認(No9で1匹)、トンボ池で1匹羽化、木南会長2匹羽化。
7 出羽氏の田んぼで初めて1匹羽化。奥小屋訪問(鎌尾、森川、坂上、前田)~藤井さんの田んぼで初め
て1匹羽化、鶏糞とミジンコ補充。梅玉さん訪問~2年後にたつの市でサミット開催の件等。NPO定款
案作成~佐藤理事長にメール。
8 木南会長2匹羽化。平木のカゴに鶏糞とミジンコ補充。トンボ池の水ストップ→県民局へ連絡→翌日来
てもらう。龍高三瀬先生より~8/7-9,関西学院大学で全国理科教育大会県大会用の写真がほしい、明
日から試験が終わるので生徒がトンボ池に行ける。塩谷氏へ卵とヤゴの写真送付。
9 平木の田んぼの草引き(藤井、鎌尾、森川、坂上、前田)~青木さん、前家氏にも来てもらった→稲
の状況確認→株の分結が速いので深水にして水温を下げ、分結を抑える。雑草5種類(ノビエ、ホタル
イ、セリ、タカサブロウ、アゼナ)、害虫2種類(葉いもち、カメムシ)発生。トンボ池はやや成長が
遅いので浅水にして水温を上げて分結を促進すべし。トンボ池1 匹羽化、木南会長1匹羽化。アグロの
業者にカゴの概要説明。HP記事追加。
10 トンボ池で1匹羽化~三瀬先生、龍高生3人と一緒にマーキング(森川、坂上、前田)、三瀬先生と今後
の日程等打合せ→3人の生徒に今までの概要を説明する機会を作る。アグロよりカゴは無理。
11 三田の佐藤理事長訪問~NPOの設立の趣旨等、定款案相談(手土産、指導料3,000円)。
12 防水シート、ネットで価格調査。光都県民局(約4人)がトンボ池の仮設道路の経路にマーク設置(支
柱とテープ)→段差が大きい所がある。龍野土木の川崎社長に現場を確認してもらった→段差が大きい
と歩み板は無理なので一旦段差を崩さないといけない。榮藤氏より~一旦崩すが終わったら元に戻す方
法で地主さんたちの了解を取り付けてほしい→各地主さんに訪問して説明→OK。
13 NPOの設立の趣旨等、定款案の修正検討。
14 平木で卵放流のカゴでヤゴ確認。
15 鎌尾氏宅で今年の1匹目羽化。米田氏にミジンコ飼育の件確認~水草が全面に張ると”酸欠”になるの
で取り除くべし。龍高生への説明資料、DVD等準備。
16 揖保川で1匹羽化。NPOの設立の趣旨等、定款案の修正検討。西播農資上田氏現地確認~仮設道路が
出来てから搬入する。平木のカゴの中の浮草が多すぎて除去に時間がかかった。龍高で今までの活動状
況説明(約2.5H)。
17 上笹地区訪問(坂上、前田)~西村連合会長と橋本元会長の飼育カゴチェック→西村氏の奥さんから“
羽化しない原因は何か? ”橋本元会長の田んぼは7/22から中干し実施。前家氏確認~平木は7/20頃に
JAの追肥20kg/反をやること。農薬効果&害虫調査23日決定~中干しの有無の比較をしたい。
18 平木の大きいカゴ内でギンヤンマ1匹羽化。田んぼに明らかにヒエが見られる所が多くなっているので
ヒエ引きをする旨青木さんに申し出た(我々がクリンチャーをまく話をしなかったため)。木南会長7
匹目羽化。7/20にトンボ池の草刈りをする件と仮設道路等について内海会長、青木さんに電話で説明。
出羽氏来宅~中干をせざるを得ない→OK。奥小屋山本氏より電話~いもち病になった。→前田が明日
写真を撮りに行く。
19 木南会長8匹目羽化。榮藤氏らがトンボ池の水が止まった時の処置のバルブ取付け作業。平木のヒエ引
き。奥小屋の稲撮影と木南氏の飼育カゴチェック(坂上、前田)~藤井さんのカゴに4匹ほど黒い動く
虫がいる。山本さんの下の田のカゴにガムシがいて坂上さんがかまれ、強烈な痛みだった。前家氏に状
況報告~いもちや虫は急いで対処する必要はない。鎌尾氏2匹目羽化。
20 トンボ池草刈り(藤井、鎌尾、森川、坂上、前田)~上から2段。木下氏より電話~一宮の東の段ケ峰
でアキアカネの大群をタカが襲撃しているのを見た。
21 段ケ峰の調査の日程調整。NPOの設立の趣旨等、定款案の修正検討。奥小屋山本氏より電話~虫はニ
カメイチュウだった。今日上の田んぼはその薬をまくが下の田は24日になる。今の田んぼは売るための
コメを作っているので来年は別の田んぼで実験したいとのこと。大きいカゴの中でギンヤンマ1匹羽化
、外ではシオカラが10匹前後羽化した。
22 前家氏へ奥小屋の稲の写真送付。平木のヒエ引き。平木のNo7の大きいカゴに大きなカエルが入ってい
たので除去。鎌尾氏3匹目羽化。NPO定款等修正案を佐藤理事長へメール。田んぼの水温測定~トン
ボ池28℃、平木の田んぼの中28℃、同水路22℃。平木でウスバキが飛びだした。山本氏より電話
~被害が拡大するとまずいので明日の朝から薬をまく。
23 光都県民局へ提出する企画書(助成金申請書?)案作成。平木のヒエ引き。前家氏による農薬効果&
害虫等実地調査~概要まとめ→詳細別紙。
24 平木の横型のカゴNo24(卵から)で初めてアキアカネ1匹羽化。No22でコノシメも羽化。9:35新宮支所
集合、段ケ峰・臨時山上調査(藤井、鎌尾、森川、坂上、前田)~くじら岩と杉山の間の林道を約30分
登った場所にたくさんアキアカネがいた。15:45帰着。(坂上氏18匹捕獲して龍野で放した)。榮藤氏
より~工事見積は総額見積が原則だが実際にかかった日数の実績で清算する方法も出来る。龍野地区ま
ち協の武内氏より~露風生家の8月の展示パネルは“三木露風と赤トンボ“のみとし、当会の活動状況
は出さないでほしいとのこと。木下氏へ今日の段ケ峰の状況報告。昨日の実地調査概要まとめ~前家氏
へメール。朝日新聞藤井氏より~7/E時点で田んぼでの羽化が45匹ぐらいなら記事にしたい。
25 平木のヒエ引き(24日に青木さんがかなり引かれたようだ)。大きいカゴの中でギンヤンマ4匹、シオ
カラ、イトトンボが羽化していた(森川)。トンボ池の仮設道路のテープ外し~村の草刈りの邪魔に
なるため。露風生家の展示パネルの件で龍野まち協の三木さんとパネル枚数等調整。片岡さんに
パネル作成依頼。前家氏より~6月田植えの田んぼで中干しの有無の比較をしたい。→木南会長
に近辺の田んぼの持主に打診依頼。揖龍教育会館訪問~11/9,10のいずれかで15分ほど発表をしてほし
いとのこと→検討すると返事。川崎社長訪問~トンボ池仮設道路の段差を崩すのと復元する工程を含ん
だ見積依頼。露風生家の展示パネル2枚検討。
26 片岡さんに露風生家の展示パネルデータ送付。平木の大きいカゴでギンヤンマ1匹、オオシオカラ
2匹羽化。奥小屋訪問~前家氏実地調査概要手渡し、飼育カゴチェック。山本和義氏と出会った。
来年は実験に参加したいとのこと。川崎社長に防水シートも見積依頼。鎌尾氏8匹目羽化。
27 鎌尾氏9匹目羽化~意見;龍野のトンボサミットで段ケ峰のアキアカネを捕獲してトンボ池の大きいカ
ゴの中で飛ばして見てもらったらどうか。桑野議員来宅~現在の状況説明、商工観光課等へはトンボ池
の進捗を踏まえ、また今年の羽化実績が出てから小生が支援等のお願いに行きたい。森川氏より~平木
の大きいカゴの外でアキアカネが1匹羽化していた。また、大きいカゴの中でギンヤンマ4匹、シオカラ
4匹羽化した。(カゴの外でもシオカラが約10匹羽化)
28 防水シート価格等調査。平木の大きいカゴでギンヤンマ2匹、コノシメ1匹羽化。青木さん訪問~前家氏
実地調査概要手渡し
29 鎌尾氏10匹目羽化。龍高より~8月の発表に使うパネルの校正をしてほしいとのこと。揖保川の円尾氏
よりアキアカネの羽化殻現物受領→羽化実績に追加。トンボ池の大きいカゴの見積(3社)受領。川崎
社長に防水シートの仕様持参→最終見積依頼。佐藤理事長よりNPO定款等について返事あり(別紙)。
御津の三木さんより~うちのカゴは目が粗いのでヤゴがぬれ出てしまった可能性が高いとのこと。→来
年はすべて1mmメッシュにする。平木のカゴの外でシオカラ、ギンヤンマ、ウスバキが多数飛んでいた。
30 平木の田んぼのカゴの中のヤゴを確認しようとしたが見つけられなかった。
2,特記事項(前田)
1)アキアカネの羽化実績について(前田)
①トンボ池が自動給水システムによって大幅に実績が伸びた。昨年8匹→今年14匹。
②今年は田んぼに重点を置き、それなりに実績が出た(室内は、鎌尾氏宅と小学校等のみに絞った)。
田んぼでの羽化数;昨年25匹→今年37匹
③平木に16カゴ置いたが1匹しか羽化していない。また、奥小屋も1匹しか羽化していない。
④逆に、木南氏のカゴはブイゲットアドマイヤーの稲入りでは、羽化率は、上田教授の見解では30%の
はずなのに、9匹/11匹=81%になった。
木南;今回大幅に羽化が増えたのは水温の関係か?
前田;何とも言えない。ちなみに、水温は平木と奥小屋の水路の水温は22~23℃で、田んぼの中は28℃
ぐらいだった。一度上田先生にも聞いてみる。
2)羽化実験の問題点等について
①4mmメッシュのネットの旧カゴについて、後から1mm目ネットを周囲に巻くなどの対策を施したが
オタマジャクシが多く見られた。→来年は1mm目ネットに張り替える。
森川;ホーネンエビ等も入っていたので1mmメッシュでも防げないのかもしれない。
②新カゴはどこからか天敵のオタマジャクシやガムシを取り込んだようだ。→天敵のいないきれいな土を
後から入れるか?
③平木と奥小屋の羽化が予想外に極端に少ない。→湧水等水温が低い場所では羽化が遅いという実例があ
ったので、来年は最高・最低温度計で水温を測るか?もっと別の大きな原因が考えられるか?
④平木の田んぼの大きいカゴでのアキアカネの羽化数が予想外に少ない→産卵した場所は間違いないが、
卵やヤゴが他の場所に移動した可能性がある。囲う面積に限界があるので、来年は大きいカゴの実験は
トンボ池で行うこととしたい。
森川;昨年11月に確かに卵を産んでいたのに自然羽化がナツアカネ3匹、アキアカネ1匹しか見られなか
った。平木の田んぼの所は、昨年たくさんいろんな種類のトンボが飛んでいたのに、今年はトン
ボそのものもかなり少ないように思う。
木南;セミも少ない。
坂上;逆にヒグラシが早くから鳴いていた。
森川;トンボ池ではウチワヤンマも見かけない。逆に平木ではギンヤンマが多く羽化した。何か不気味
な感じがする。
前田;しかし、一方では、段ケ峰ではたくさんのアキアカネが集まっている。
龍野高校が県大会で発表するポスターの中に“環境ホルモンを調べる”といったことが書いてあ
った。今後そういう面からの調査が進むかもしれない。
3)トンボ池の大きいカゴ設置について
①今後の予定
A,カゴと設置工事等見積書と企画書を光都の土地改良センター榮藤氏へ提出
B,仮設道路工事と穴掘り(1日)
C,防水シート敷設、大きいカゴ(ビニールハウスの骨組み)と網の搬入と設置。
D,仮設道路を元に復元する工事(2日)
②検討事項
A,今後のトンボ池の大きいカゴの活用方法等
a,アキアカネの飼育実験~9月に段ケ峰等で捕獲してきた成虫をカゴの中で放してエサをやり、
その中で育てる。(エサになる赤虫等をバケツで育てる)
鎌尾;2年後のトンボサミットで来られた方々に、アキアカネが1匹でも飛んでいるのを見ても
らったらと思う。その準備でもある。大きいカゴの中でどれぐらい生きているかは分からない
が。
b,アキアカネの交尾実験~11月に下牧谷等で捕獲してきた成虫のツガイをカゴの中で放してエ
サをやり、交尾させる。(交尾体が中にいない時は、網を出来るだけ解放部分を多くして交尾
体が自然に入って来られるようにする。)
前田;如何に元気なままで輸送出来るかがポイントだ。
鎌尾;出来るだけ暗くした大きいカゴに入れて運んだら良いと思う。
坂上;ガタガタ揺れないようにしないといけない。
c,卵を孵化させ、ヤゴを飼育する水槽を設置し、子供や見学者、観光客等に見せる。(机、棚必
要か? また、見学者用の簡易トイレも必要かもしれない)
前田;電気が使えないので、ブラインシュリンプによる飼育を見せることは出来ない。
鎌尾;卵を孵化させるとき、下に細かいメッシュの網を敷いておき、必要な時にそれを上にあ
げたらヤゴが見えるように出来ないかと思う。
d,壁面を作り、当会の活動に関するパネル(防水できるか?)を展示する。
e,ネットの外の水たまりでは竿を何本か立て、アキアカネをおびき寄せて停まらせる。
B,カゴのレイアウトは原案でいいか?仮設道路側から入るか、既存の道から入るか、現地で相談し
たい。
前田;今後、市役所にトンボ池のことについて説明に行って協力をお願いしようと思う。
また、広報・イベントグループや技術グループで、ここの活用方法等を検討して頂きたい。
例えば、カゴの東側の空き地の活用方法等はまだ決まっていないので考えてほしい。
4)前家氏による農薬効果&害虫等実地調査結果概要
森川;山本さんの2つの田んぼの“5,病気の症状”は、北と南の田んぼは同程度だったのか?南は軽
かったと思う。「同左」という表現だと全く同じだったということになる。
前田;ご指摘の通り、南の田んぼは軽症だったので表現を修正したい。
5)全国トンボ市民サミットについて~議題が多く、時間がない為次回報告する。
3,各種検討項目について
1)NPO設立の設立趣旨書(案) 別紙③
佐藤理事長意見;設立趣旨書にはやりたいことを盛り込むことで良いが“具体性”が必要。
片岡;“当会が認証した農法であることを記載したシール等を当会が認定の上販売し、・・・”
という部分があるが、この表現はやめた方が良い。我々の会の目的が“売るためにやってい
る”と取られかねない。
本来、赤トンボが舞う原風景復活のために自然に増やせる農法を開発し、それを拡大すること
が先で、コメのブランド化が先ではないはずだ。農法を開発した後の副産物として“シール販
売”ということにつながるのであって、そういう表現にすべきだ。
前田;おっしゃる意味は分かるので、もう一度文章の表現を検討したい。
2)NPO定款(案)
佐藤理事長意見;上記と同様に、特に第5条は事業計画書等との“整合性”が必要。
前田;第3条(目的)について、ここにいろんなことを盛り込んだのは、“何をやりたいか”を上げて
おかないと、後になってここに書いていないことをすることが出来ないということから、いろん
なことをかなり盛り込んだ表現になった。
逆に“最終的に赤トンボ(アキアカネ)に関するすべてのことを企画・実施すること”という部
分はカットせよと言われている。つまり、“具体性がないものはダメ”ということだった。
第5条については、片岡氏の意見等を踏まえて順序を見直したい。
また、意思決定機関として“総会”と“理事会”があるが、出来るだけ機動性を発揮出来るよう
に理事会で決定出来るようにした。例えば、”借入金”等だ。
いずれにしても、以前の原案は配布しているので、それと今回のものを見比べて変更部分を確認
願いたい。
★コープに提出した「事業計画」を検証
前田;この事業計画が定款の第5条のどの項目に該当するかを整理した。
その結果、“出る杭大会”や“年度末に行う”活動報告&講演会“は、いずれの項目にも該当
しない。例えば、これらを”当会の活動を知ってもらうためのPR事業“というとらえ方でど
うかと思うので、これらについても佐藤理事長にお伺いしたい。
4,杉山近辺のアキアカネ目撃情報について(木下)
先日、杉山にクマタカの観察に行ったら、アキアカネの群れにトビやハヤブサが突っ込んでいくという光景を
見た。5000匹以上いたと思う。アキアカネがあんなに群れ飛んでいるのは初めて見た。高度は1100m
ぐらい。杉林の所ではなく、広葉樹の草原の所にいる。(スライド映写)
5,今後のスケジュール
1)8月上旬~山上調査について(氷ノ山と杉山)
8/8(木)8:00新宮総合支所出発、メンバー;鎌尾、森川、坂上、前田
2)8月中旬~6月田植えのところの農薬による害虫生息状況等調査(県民局前家氏)
8/12(月)9:00出羽氏と近隣の田んぼ、10:30木南氏と近隣の田んぼ
(県の前家氏とはまだ調整がついていません。別途ご連絡します。)
3)平木の田んぼの中干しをどうするか?→前田;前家氏に確認する。
6,その他
1)小宅小より、3年の児童たちからのメッセージ(はがき等)受領
2)飼育カゴの撤去について
木南氏の所は、8/3に鎌尾氏に撤去してもらう。
前田;その際、底の網にヤゴの死骸が残っていないか確認してほしい。(それ以外のカゴも同じ)
3)次回会合日程と場所~8月20日(火)18:00龍野コルク工業㈱様会議室 以上
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テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報
- 2013/07/30(火) 13:25:43|
- 会議内容等
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