12月4日(日)は、朝から中垣内のトンボ池の飼育カゴの解体作業を行ないました。当会会員の久保田さん、鎌尾さん、玉垣さんと小生の4人で9時半ごろから取り掛かりました。
まず、カゴの解体ですが、カゴは背が1.8mのものと1.4mの低いものがあり、後者の方を解体することにしました。このカゴを作った時は“とりあえず“ということで作り、柱を深く打ち込んでいないのでどれだけ持つか心配でした。しかし、結局2年近く何とか壊れずに済みました。
解体はビスの逆戻しで、比較的簡単にはずしていきました。その次は、網と支柱を撤去し、土を30cmぐらい掘って別の場所に移しました。この作業が大変で、備中クワやスコップを使って掘り起こし、その土を1輪車を使って運び出しました。
皆さん、黙々と作業をして頂き、休憩を度々取りながら何とか午前中でやり終えられました。特に、まだ雨の水がたまっていたので、水気が多く、土が重くなって、かなり大変だったと思います。
ただ、作業中と作業終了直後に赤トンボ(ナツアカネ)が飛来し、皆さんの顔がほころびました。最後の赤トンボは交尾体で、貴重な写真が撮れたのはラッキーでした。
なお、今回の作業ですが、何をしようとしているかと言うと、トンボ池のカゴの中の保水力を高めるために、地面の下に防水シートを敷くのです。3年間実験しましたが、どうも溜めた水が早く無くなってしまうので、どうやら地下に水が吸い込まれてしまっているのではないかということになりました。ですから、下にシートを敷いて水が漏れないようにしていくのです。
この方法は、以前埼玉県寄居町のトンボサミットに行った時に、かなり大きなトンボ池の下にシートを敷かれていましたので、それを参考にしました。来年、時期を見てシートを敷き、その上に土を戻し、さらにカゴを再設置していきます。
次は、作業の模様とナツアカネの写真です。


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テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報
- 2011/12/10(土) 23:38:05|
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