12月11日(火)18時 0分から龍野コルク工業㈱の会議室で平成30年度第7回目のNPO法人赤トンボを増やそ
う会の会合を開催しました。
1,審議事項
1)イベント部より(前田)
”童謡赤とんぼのふるさと巡りツアー”の終了時刻等について~ヒガシマルの工場見学を組み入れた場合は、
午後の行程がかなりタイトなので、帰りの電車を1本ずらしたい。
姫路行き 15:48発⇒16:15に変更、新宮行き 15:48発⇒16:15に変更
(上月行き 18:46発)
上記時間変更により、全体のスケジュール等の見直しをしたい。
<全員了解>
2,報告事項
1)H30年度活動報告&講演会の講師について
a,前回会議で次の3つの日を提示することを決定し、三橋先生に打診した。
2/24,3/10,3/17の各日曜日
⇒11/20に回答があり2/24に決定
演題;水田で出来る小さな自然再生
b,活動報告&講演会の案内文 別紙①
c,講演日当日のスケジュール等は調整中。
2)前回の会議以降の主な動き
11/9 シンジェンタジャパン確認~農薬Dは今年からJA傘下の協友アグリが製造販売
する⇒協友アグリの窓口の方の紹介を依頼。
加納氏~実質(栽培マニュアル掲載等)は来年度からになるだろう。
10 大阪の首浦氏、古井氏ら3人来龍、トンボ池案内~“赤とんぼの風景を再現したい”⇒カブトムシの昆
虫マットは腐葉土が入っているので、ミジンコを増やすのに役立つかもしれない。
11 トンボ池で収穫祭実施~大人9人、子供12人、当会8人、合計29人、子供たちがアキアカネや蝶を捕
獲していた。親御さんたちも“トンボ池の方が見渡せるので安心だ”との声、リンテックさんのトンボブロ
ーチ作り教室も好評だった。保護者の方々に初めてトンボ池の施設をご案内できた。
13 揖西東小で赤トンボの授業&特別支援学校前の田んぼで捕獲調査(坂上、前田)~ナツアカネ、マユタ
テ等7匹捕獲。
15 セブンイレブン記念財団へ助成金申請書作成・提出~別紙②(省略)
17 坂上氏とトンボ池の木道付近でアキアカネが産卵していたのを目撃し、ビデオも撮影⇒森川氏とそのエ
リアを囲うことを相談。(11/29も目撃)
19,20 たつの市の観光振興の為の映画の撮影協力(坂上、森川、前田)~アキアカネを捕獲し、それを
竿の先や葉っぱに止めるシーン等。網干の市民塾(網干サロン)より~3/9(土)講演依頼あり。
23~25オータムフェスティバルで「おにぎり教室」実施~大変盛況だった。
24 全国トンボ市民サミットの実行委員の一部の方が“政府にネオニコチノイド系農薬を直ちに禁止する
よう陳情に行くべきだ”と言いだしたので、小生から“一応当会の実験結果等の説明を聞いてから考え
てほしい”と今村代表に進言⇒来年1月下旬~2月上旬に臨時の実行委員会を開催する方向で調整
中。
<なぜネオニコチノイド系農薬なのに羽化したか?>
2017年に、実際の田んぼで田植え後の箱処理剤(農薬D)の殺虫成分であるチアメトキサムの実際の
濃度を測定した。農薬D施用後約4時間経過した後の5台の飼育カゴの中の水溶液を採取し、県の分
析機関で濃度を測定して頂いた。その結果(平均)は0.003mg/l(0.003ppm)であった。一方、国立環境
研究所の五箇先生から頂いた“アキアカネが半数死滅する濃度”は0.078mg/l(0.078ppm)であった。
これらを対比させると、実際の田んぼでの濃度:実験室での濃度=3:78となる。つまり、実際の田ん
ぼでのこの成分の濃度は実験室での濃度の約4%程度とかなり薄い。結局は大変薄い濃度で施用し
ているからアキアカネが羽化したのである。この結果は当然ことと言えばそれまで、と思うが、実際に
やったから判明したことであり、大変意義深いことである。
27 トンボ池で(森川、坂上、前田)~ミジンコ容器のミジンコ確認、マコモの株の掘起しとメス株の分離作
業~11/29,12/4、8も2人で作業。
28 コープこうべ助成金申請書作成・提出~別紙③(省略)。
29 播磨特別支援学校訪問(11/29)~トンボ池の草刈り依頼の件
a,方法としては、先生が草刈機を操作し、生徒さんは刈った草の収集・運搬作業を行なう。
当会は草刈機を用意する必要あり⇒当会のメンバーがお持ちのものをお借りするとして、不足す
る分は青木勝喜さんたちにお借りする方向で調整したい。
b,日程と先方の人数(12/10先方よりメール)
1/16(水)生徒4人、教師4人(最大)
1/30(水)生徒3人、教師3人(最大)
(先方のコメント)実習中のため、生徒の様子を見に出張に行く教員が出てくる場合、人数が変
わります。年明けには人数が確定する予定ですので、またご連絡いたします。
12/2 トンボ池で(森川、坂上、前田)~道の枯葉集め、木道付近の産卵場所を保護する電気柵の概略寸歩
を実測。赤とんぼ文化ホールに例年載せている“赤とんぼの里だより”の原稿提出~NHKに写真掲載
の了解取り付け~別紙④(省略)
5 県の環境保全活動助成金の費用実績まとめ(2回変更したので複雑)。
7 小笠原産業部長訪問~2/24の活動報告&講演会の市長出席と後援を依頼。
9 トンボ池で(森川、坂上、前田)~木道付近の産卵した場所を囲う電気柵の設置作業を実施。NPO会
議予定作成。
10 会議で報告するビデオ編集。県の環境保全活動助成金の報告書作成。
3)上記の内、主な活動のビデオ上映
トンボ池の木道付近のアキアカネの産卵と電気柵設置、マコモの株の掘起しとメス株分離作業、トンボ池等
の枯葉集め、収穫祭。
3,当面のスケジュール
2/24(日)H30年度NPO法人たつの・赤トンボを増やそう会の活動報告&講演会
講師;三橋弘宗先生、演題;水田で出来る小さな自然再生
☆できるだけ多くの方の出席をお願いしてください⇒添付の活動報告&講演会案内文、最近マスコミに
取り上げられたのをまとめた資料、産経新聞の記事のコピーの3点をコピーして配布してください。
4,その他
①上郡高校との行事について(出羽氏)
a,出羽氏が授業を行なう日程と時間;12月12日(水)11:40~12:30
b,授業内容の概要;社会人になってからの感想、勉強に対する姿勢・心構え、会社組織・職人集団に求められ
るもの、他
出羽;市からビデオを借りたのでそれを上映したい。子供たちが求めているのは“仕事”のことなので、それ
をベースに話したい。
5,次回会合日程と場所等
開催日時; 1月11日(金)
場所;龍野コルク工業㈱様会議室
以上
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テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報
- 2018/12/30(日) 06:18:38|
- 会議内容等
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