6月17日(月)18時から龍野コルク工業㈱の会議室で平成25年度第3回目の赤トンボを増やそう会の会合を開催しました。
1,5/8以降の動きについて(前田)~今回は内容が多い為、主に下線部を説明
5/9 平木の竹やぶ持主訪問~竹の使用OK、奥小屋田植え時期確認、龍高へ卵とブラインシュリンプ持参。
10 トンボ池周辺のイノシシ防護柵補修(トタン、約20箇所)~鎌尾、藤井、森川、前田~雨の中お疲れさま。
ローソン森さんのトラクターのバッテリー購入
13 各小学校のプールからのヤゴ救出の日程調整、コープ神戸へ過去の活動の写真送付、JA上野課長に
当会の活動状況と田植え等の件説明
14 光都県民局の栄藤氏面会~5/27か28に自動給水システム設置と代かきをやりたいとのこと。また、工事
用道路をつけたいので地権者に事前に調整してほしい。
15 JAよりアゼシート購入、青木元農会長に新自治会長への説明日程調整要請、農薬識別プレート作成。
16 平木の田んぼにアゼシート設置、苗に農薬2種散布~青木、藤井、森川、坂上、前田。ローソン森さんに工事
用道路設置の件説明⇒OK。龍野小のプールからのヤゴ救出の日程決定、神戸新聞に田植えの件説明、飼育カ
ゴのネット購入、田植えの保険加入、ドラゴンウォーカー石原氏より赤とんぼブローチ受領(無償)
17 飼育カゴのネット張り作業~藤井、森川、坂上、前田。春風さんから田植え用おやつ受領。高見前自治会長
面会~工事用道路はコンクリートで出来ないか。高田商店電話~醤油のしぼりカスを肥料に出来ないか?
⇒麦の栽培に使用しており余分はないとのこと。田植え準備
18 卵の分割作業~森川、前田。子供たちと田植えをする苗に農薬散布~坂上、前田。青木氏機械による田植え
約2.5反実施。奥小屋のカゴの準備。
19 奥小屋山本氏の田んぼに飼育カゴ設置と卵・ヤゴ放流~鎌尾、森川、前田。雨の為子供たちと平木の田植え
延期決定、連絡
20 平木の田んぼで飼育カゴ設置と卵・ヤゴ放流~鎌尾、森川、坂上、前田(卵;7箱、ヤゴ;7箱)。ミジンコ飼育
テスト開始(水20リットルに対し鶏糞100g)
21 商工観光課へアキアカネの写真送付。赤とんぼ文化ホールにヤゴ展示開始(3匹×2箱)、全国トンボ市民サミット
参加申込&ホテル予約(自己負担)
22 中垣内の内海新自治会長、青木新農会長へ当会の活動経緯説明と協力要請(青木元農会長同席)⇒トンボ池
の工事用道路の地権者へは前田から話をしていく。平木の田んぼチェック~森川、前田。光都県民局の栄藤
氏と~給水設備の本格工事は27日にやる。地権者への説明はそれ以降で良い。
23 光都県民局の栄藤氏と~道路は工事用の一時的なものだが将来も使ってもらっても良い、但し復元したいと
いう時は県が復元する。ローソン森さんに行事予定説明、トラクター借用お願い⇒OK。内海自治会長、高
見前自治会長にも今後の予定等説明。
24 栄藤氏等県民局の方がトンボ池に自動給水システム設置工事~高見氏、山中氏、森川、前田⇒配管の途中か
らエアが入りやすい状況。山崎の米田氏訪問~ミジンコ約40リットル受領。シンジェンタジャパンにDC
A2kg追加依頼⇒OK。
25 卵とヤゴの放流準備
26 子供たちと田植え実施(子供9人、大人16人)~神戸新聞取材、子供が1人転倒して怪我⇒塚崎病院でC
T撮影;異常無し。西村香島地区連合自治会長訪問~DCA3kg手渡し。
27 トンボ池の草刈り、トラクターで耕運・アゼシート設置~藤井、鎌尾、森川、坂上、前田。青木氏に苗3畝
分依頼
28 神戸新聞に先日の田植えの記事が掲載された。記事のHP掲載手続き。
29 出羽氏へDCA2kg手渡し。龍野高校訪問~三瀬先生と今後の実験方法等調整、ヤゴが細い⇒栄養不足。
農業改良センター前家氏訪問~①ミジンコが育つ為の鶏糞施肥も農法として入れるべし、②7月下旬に農薬
の効果を調べる為にイネの病害虫の実地調査を行ないたい。青木氏訪問~神戸新聞記事自治会回覧用30部
持参。
30 奥小屋藤井氏の田んぼに飼育カゴ設置とヤゴ放流、山本氏の田んぼもチェック~藤井、森川、坂上、前田。
31 トンボ池に元肥を施肥後代かき~藤井、鎌尾(トラクター運転)、森川、前田。平木の飼育カゴチェック~
4mmメッシュの網のものはオタマジャクシがいたが1mmメッシュの方はほとんどいなかった。満田龍野地区
まちづくり協議会会長面会~三木露風生家での誕生祭(6/23)にヤゴを展示する件を説明
6/ 1 トンボ池の水位チェック(他の日も適宜実施)
2 平木の田んぼ横の川原で飼育カゴのネット張り作業~坂上、前田(2日間)。
3 龍野小で赤トンボの授業とプールからのヤゴ救出実施~坂上、前田⇒ギンヤンマ127匹救出。トンボ池用の
苗にDCA散布。JA上野課長訪問~田植えの記事、トンボ池の給水システムと稲作実験説明
4 トンボ池田植機で田植え・飼育カゴ設置とヤゴ放流~藤井、鎌尾(田植機運転)、森川、前田(青木氏助
っ人)、龍野小でヤゴ3匹展示開始。御津等のヤゴ準備。
5 トンボ池と平木の田んぼチェック、斜面用ロープ設置~森川、坂上、前田。小宅小のプールからのヤゴ救
出6/10に決定。
6 奥小屋藤井氏訪問~ヤゴ追加放流、山本氏のカゴもチェック~森川、前田。エサが足らない為、平木の田
んぼでミジンコ収集~坂上、前田。(以後ほぼ毎日)。露風生誕祭会議出席~生き物の展示はそぐわない
ので今回は見送りとした。県民局の地権者への説明会日程調整
7 揖西東小で赤トンボの授業とプールからのヤゴ救出実施~坂上、前田⇒シオカラトンボ860匹救出。⇒平木
の田んぼとトンボ池と学校のビオトープに放流(森川氏、トンボ池にカゴ新設)、龍高自然科学部生物班
の3人と三瀬先生がトンボ池でヤゴ放流~藤井、鎌尾、坂上、前田。平木のミジンコはホーネンエビの幼
虫だった(三瀬先生確認)。ローソン森さんに県民局説明会日程調整⇒21日OK。内海自治会長にも連絡。
8 平木の田んぼでホーネンエビ収集、オタマジャクシ除外~阪上、前田⇒赤とんぼ文化ホール(2匹)三九番
地(2匹)、龍野小(3匹)に供給予定。トンボ池関係地主訪問~6/21(金)14:00~県民局による説明
会OK。
9 今後のヤゴの分配検討、農業データーシート配布準備。御津の三木氏、揖西の出羽氏、揖保川の円尾氏の
各田んぼに飼育カゴ設置・ヤゴ放流~阪上、前田。残りのトンボ池関係地主訪問21日OK。
10 小宅小で赤トンボの授業とプールからのヤゴ救出実施~坂上、前田⇒シオカラトンボ10匹救出。内海自治
会長より、地主が1名抜けている⇒追加で調整する。光都県民局の栄藤氏へ電話~地主追加OK、給水シ
ステムが停止しているようだ⇒すぐに対応する⇒完了。香島地区のヤゴ準備。
11 香島地区(橋本、西村、塚本、木南の各氏)の各田んぼに飼育カゴ設置・ヤゴ放流~鎌尾、森川、坂上、
前田。トンボ池関係地主訪問~21日会議通知手渡し。
12 新聞社へ14日の龍高生によるヤゴ放流の件説明⇒朝日新聞取材予定。奥小屋山本氏へ電話~今後の羽化予
定の件⇒6/22の13:30なら面会OK。
13 龍高竹内校長訪問~今回のヤゴ飼育実験の場所(トンボ池)等について説明。
14 龍野小で、シオカラトンボのヤゴについて説明。トンボ池で新カゴ設置・龍高生によるヤゴ放流~県民局
(榮籐氏、前家氏)、当会(鎌尾、森川、阪上、塩谷、出羽、前田)、龍高先生(三瀬先生の代理)、朝
日新聞藤井記者等参加。
15 トンボ池の鹿サク設置工事~鎌尾、森川、前田)~雨の中お疲れさま。山崎の米田氏訪問~ミジンコ20リ
ッター受領。ミジンコ飼育装置設定(2回目の挑戦)。当会のNPO設立に関する条文調査。
16 明日の会合議題予定等作成。出羽さんの飼育カゴチェック⇒オタマジャクシなし。平木の田んぼチェック
⇒やはり4mmメッシュノ網のカゴはオタマジャクシが多かった⇒除去。茶色のヘビがいたので要注意。トン
ボ池チェック~鹿サクのネットが一部破られていた⇒西側の下の部分(古い裂け目か?)
2,特記事項(前田)
1)アキアカネの卵とヤゴの飼育実験のリストについて(前田)
2)技術グループから懸案事項等について(森川)
①森川;4mm目ネットの旧カゴはオタマジャクシが入ってしまっている⇒現物の飼育カゴで検討
結論;1mm目ネットを周囲に巻くなどの対策を講じる。
②旧カゴのフタの改善策
森川;旧カゴはのフタはメッシュが大きく、また箱とのスキマも大きく、抜け出る恐れあり。
結論;新カゴの残りの網(12*8mmメッシュ)を上に掛ける。但し、現在の網の下に敷く。
③飼育カゴの巡回チェック当番の件⇒(後で前田が説明別紙④)
④マーキングの件⇒(後で前田が説明別紙④)
⑤平木の田んぼの大型トンボ小屋設置の件
森川;設置のための予備調査必要か?自然繁殖ヤゴの生育状況(分布密度,大きさ など)
坂上;土をすくってみたら良いのではないか。
鎌尾;自宅のトロ箱でも見ようとしたが見つけられなかった。
森川;いつ設置するかだが、実際に水が入ったのが5/上だと7/上には羽化する可能性がある。
⑥トンボ池での県民局工事の対応(後で前田が説明)
3,各種検討項目について
1)総務グループ
①NPO設立の為の書類について(前田)
a,設立趣旨書の案~別紙②A
結論;これで概ね了承
b,定款(第3~5条)の案~別紙②B
塩谷;第3条の「目的」の中に“生物多様性の保全”等を入れられないか?
藤井;原案にある“豊かな動植物生態系”というのも入れてほしい。
前田;それぞれ理想としての意味は分かるが、我々のNPOの目的とした場合、それぞれの“具体性”
、を要求される。つまり、“その目的に対応して具体的に何をするのか?”と問われた際に答え
られるような具体的な事柄はあるのかという問題がある。
塩谷;実際にNPOとして認定されてから、そしてそれなりに活動してさらに追加することが可能なら
当面はそのような対応でやむを得ないが、“とにかく赤トンボを復活させるのだ”というニュア
ンスを前面に出せないか。そういうものは「活動の種類」に入れられないか?
とにかく観光資源等を含め、金儲けのニュアンスに取られないようにすべきだ。
木南;「変更案」の“子供の健全育成を図る”という部分は下のように出来ないか?つまり、どのよう
に稲作と関連するのか、幅が広いのでもう少し具体的に表現した方が良いと思う
⇒“子供に人と自然の共生の重要性を学ばせる”
結論;原案や変更案、およびご要望の点を佐藤先生に説明してどういう文章が良いか相談したい。
②トンボ池の賃貸借契約について
前田;以前、中垣内の方々にトンボ池の給水設備や大きい実験用のカゴの設置の件で説明会を開催した
際に、当時の高見自治会長から“ローソンの森さんの土地の使用について、当面は無償で良いが
賃貸借契約締結を検討してほしい”という要望が出た。それについて、“我々としても土地をお
借りしていることを明確にする意味で契約書を交すべきだが、現在は支払い能力がない“と申し
上げた経緯がある。よって、当面は無償貸与契約とし、当会が収益を得られるような見込みが立
った時点で有償契約としたい。また、トラクター等の借用時の料金は使用1回(又は1日)につ
き使用料を支払うこととしたい。それなりの相場や事例があれば情報を頂きたい。これらについ
ては次回の会議で検討したい。
2)今後のスケジュール等
①トンボ池
a,6/21(金)14:00~15:30中垣内農業改良センターで工事用道路用地の地権者の方々への県民局の
説明会⇒当会より、鎌尾、森川、前田出席予定
b,工事用道路工事と2段目の大きい飼育カゴ設置工事等の件
7/25頃までに測量と土入れを行ない、その後飼育カゴに防水シートを敷く為の穴掘りを行なう。
c,今後の農薬散布や田の草取りについて(含む、平木)
・平木とトンボ池の田の草取り (昨年7/22)
7/15(月・祝)8:30~、メンバー;森川、藤井、前田(鎌尾=未定)
・トンボ池の草刈り(昨年7/21)
7/20(土)8:30~、メンバー;森川、前田(鎌尾=未定)
・平木とトンボ池の田んぼにヒエの農薬(クリンチャー)散布(昨年7/25)
7/27(土)8:30~、メンバー;森川、藤井、前田(鎌尾=未定)
②各地の飼育カゴの巡回と羽化の確認とマーキングについて
a,巡回シフト案~別紙④
b,マーキングの色
揖西東小=赤、龍野小・前田宅=青、小宅小=茶、トンボ池=オレンジ、平木の田んぼ=緑、篠首等
新宮の揖保川の西側=黒、下笹等新宮の揖保川の東側=ピンク、揖保川町=紫、御津=黄 c,マーキングの方法~森川式マーキング器活用
③平木の田んぼの大型トンボ小屋設置
7/2(火)、3(水)8:30、メンバー;;鎌尾、藤井、森川、坂上、前田
④7月下旬~農薬による害虫生息状況調査(県民局前家氏)
a,5月田植えのところ 7/23(火)
b,6月田植えのところ 8月中旬以降で調整
⑤8月上旬~山上調査について(氷ノ山等) 昨年;第1回山上調査~8/8(水)(行き先;氷山)8:30出発
8/8(木)8:30新宮総合支所出発、メンバー;鎌尾、森川、坂上、前田
上記以外にダルガ峯の駒の尾等も別の日程で検討する。
4,全国トンボ市民サミット参加について
①鎌尾氏、前田が自費参加~6/29(土)、30(日)長野県駒ケ根市
②今後の開催地として名乗りを上げるか?
前田;以前から全国トンボ市民サミットの開催地として立候補してほしいという要望が出ていたが、昨今の状況
から考えると、そろそろ開催地として名乗りを上げてはどうかと思う。
鎌尾;あまり先の方にするより出来るだけ盛り上がりがあるタイミングの方が良いと思う。
前田;多分次のH26年度の開催地は決まっていると思うので、最短でH27年度(秋)だと思う。
6/19トンボサミットの今村委員長に電話
次回のH26年度は、御在所岳のある三重県菰野町(こものちょう)に決っているが、その次の場所とし
ては、茨城県の笠間市が検討中の状態だ。もしたつの市がH27年度を希望されるなら、6/30の朝の
実行委員会でぜひ推薦したい。
5,その他
次回会合日程と場所~7月30日(火)18:00龍野コルク工業㈱様会議室
以上
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- 2013/06/20(木) 19:34:55|
- 会議内容等
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6月3日(月)は、龍野小学校で、恒例の”プールからのヤゴ救出作戦”を実施しました。
初めに教室で、三木露風と童謡赤とんぼ、それから昆虫の赤トンボについて授業を行ないました。

その後プールに行き、児童たちは恐る恐る(?)プールに入っていきました。
初めはなかなか見つけることが出来ませんでしたが、徐々に”捕まえた!”、おった!”という声が飛び交うようになりました。特に今回は、以前にお願いしていた”ネット”をプールの壁の所に設置して頂いたお陰で、ギンヤンマが続々と見つかりました。

その後みんなでカウントしたら、ナント!127匹もいました。5年前にNHKの取材で撮影があった時、かろうじて1匹見つけて、ようやくオンエア出来ることになったのと大きく変わりました。これは過去最高ですが、多分、ネットによってうまく羽化出来たものが、再度舞い戻って卵を産んだのではないかと推察します。
しかし、そういう意味の帰巣本能があるかどうかはまだ定かではありません。
そして、学校の中庭にある大きなカゴの中に児童たちの手で放流しました。

続いて、6月7日(金)には揖西東小学校の”プールからのヤゴ救出作戦”です。
こちらも龍野小と同様に、赤トンボの授業の後プールに行きました。
ここは、小学校のプールの後、隣接している幼稚園のプールにも行ってヤゴを救出しました。
救出したヤゴの数は、ナ、ナ、何と、シオカラトンボ860匹!スゴイですね。
あまりにも多すぎますので、学校で20匹飼育し、後はトンボ池と平木の田んぼに放流しました。
それらの模様は下の写真をご覧下さい。


6月10日(月)は小宅小学校です。ここは、3年生は、1学年150人という大所帯の学校です。
前の2校と同様、赤トンボの授業とプールからのヤゴ救出を行ないました。
しかし、結果は、シオカラトンボ10匹にとどまりました。こちらは校庭の中庭にあるビオトープに放流しました。
学校によってかなり違いが出ましたね。(その原因は謎ですが)
小宅小の模様は下の写真をご覧下さい。

テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報
- 2013/06/15(土) 22:57:09|
- 小学校と共同
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