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たつの市で赤トンボを増やそうという活動グループの活動状況を紹介しています。

第21回全国トンボ市民サミット寄居大会に参加

9/4・5の2日間にわたって第21回の全国トンボ市民サミットが埼玉県の寄居町で行なわれました。
初日は、午後から3つのコースに分かれて見学をしました。我々のAコースの案内役は、トンボに関する著書
も多く書かれている地元のトンボの専門家・新井裕氏でした。観光バス2台で、最初に「トンボ・ホタルの里
・風布(ふうぷ)」へ行きました。ここは日本の名水100選に選定されている場所で、谷川(風布川)では子供
たちが水遊びをしていました。また、今回のサミットに合わせてトンボの写生大会が開かれていました。小生
は初めてオナガサナエを見つけることが出来、一応写真を撮ることが出来ました。
案内役は新井裕氏です バス2台に分乗して見学しました 自然豊かな谷川で子供たちが遊んでいました オナガサナエを撮影しました
次に、”トンボ公園”に行きました。「寄居町にトンボ公園を作る会」が1989年に発足し、市内4箇所に15~40
アールのミニトンボ公園を設置され、今回はその内の1つに行き、トンボ自然館やかなり広い面積のトンボ池を
観察して回りました。
ここはゴルフ場の隣にあり、段々畑のように高い所から低い所へ棚田があり、棚田の一部が”トンボ池”にな
っていました。最近の日照り続きで、水がたまっている所は少なくなっていました。
この公園では、キイトトンボ、アオイトトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマ等を写真に収めることが出
来ました。(ギンヤンマは子供のころ見たと思いますが、初めてはっきり見たように思います。)
皆さんと一緒にトンボ池を観察しました キイトトンボを撮影しました アオイトトンボもいました 乾いてしまったトンボ池です
「よりいトンボ自然館」では、トンボに関する本や昆虫の標本、トンボの写真、トンボのグッズなとが展示・
販売されていました。その後、ほぼ平坦なかなり広いトンボ池を見学しました。ここも本来ですと水があった
ら沼のようになっているはずですが、乾いていて、歩行用に作られた桟橋を歩く必要が無いほどの状況になっ
ていました。(今年は全国的に雨が少なく、我々のトンボ池でも同じく乾いてしまいました。)
また、公園内には数か所に大きなトンボの写真(パネル)が掲示してあり、さすがに”トンボ公園”らしい感
じがしました。いずれにしても、これだけ広い地域を管理するのは大変だと思います。特に、水の供給や草刈
りが大変ですね。
三角形に段々畑が広がっています よりいトンボ自然館です トンボ公園の設立について書いてありました 昆虫の標本等が展示されていました
歩行用の桟橋(?)です トンボの大きなパネルがいたるところにありました 水が潤沢にある池もありました ギンヤンマを捕まえた子がいました
夜は、交流会が行なわれ、寄居町長のご挨拶や実行委員の方々のご挨拶と各出席団体の紹介等があり、多分
120人ぐらいおられたと思いますが、大変にぎやかでした。この時に、トンボの専門家からアキアカネの孵化の方
法についてお話をお聞きすることが出来、そういう意味でも大変有意義でした。
寄居町長のご挨拶 乾杯!(トンボサミットの幹部の方々) 歓談の模様です 大阪の井上先生と仲間たちがステージで

翌日は、公民館で本大会が行なわれました。初めに大久保実行委員長、今村代表幹事、井上国際トンボ学会会
長のご挨拶がありました。特に、井上会長は童謡「赤とんぼ」は国際トンボ学会の学会歌であることと、その歌の
作詩者三木露風の出身地であるたつの市で肝心のアキアカネがほとんど見られないということが話されました。
また、スライドでたつの市の版画家乾太氏の版画も紹介されました。(学会歌として”赤とんぼ”が使われている
ことは光栄ですが、アキアカネが少なくなっていることについては”何とかしなくては!”と決意を新たにしました。)
本大会のスタートです 日本地図でアキアカネの分布が示されました たつの市の版画家・乾太氏の版画と同市でもアキアカネが減っていることが示されました 「アカトンボを増やすには」について説明がありました
そして今回のメインテーマの1つである「赤とんぼ全国調査」の結果が発表されました。プールからのヤゴ救
出数やアキアカネの捕獲数およびマーキング調査結果等です。この調査結果で驚いたのは、9月にアキアカ
ネが一番多く見られ、平均気温は27℃ということでした。最も高い気温の場合は33℃でも発見されています。
我々が経験し、通説(?)にしてきた”22℃出現説”は見事にはずれましたが、このような全国規模の調査
は大変だっただろうと推察され、敬意を表したいと思います。

また、冒頭で案内役を務められたと書いた新井裕氏は、このような結果をもとに”赤トンボを増やすにはどう
したら良いか”について言及されました。詳しいことはこの調査結果の冊子に書いてあるのですが、ポイント
としては、「赤トンボの住める田んぼづくりを進めていく」ということでした。その為には、次のような条件が必
要だと呼掛けられました。
 (1)イネの収穫の後に浅い水たまりができること
 (2)春、すぐに干上がる一時的な水たまりができないこと(乾ききらない水たまりがあること) 
 (3)田植えは、4月末から5月中旬ごろまでに行なうこと 
 (4)7月中旬まで水位が保たれていること 
 (5)幼虫の時期に殺虫剤の散布をしないこと
他にも参考になったことがたくさんありましたが、特にこの部分は、我々がアキアカネを増やすために今後の
方策を考える上で大変意味のある内容だと思いました。

後半では、「昆虫少年を育むために」というテーマで5人の方の講演がありました。中でも中学3年と高校1年
の昆虫少年が登場され、昆虫やトンボに興味を持ったきっかけや昆虫採集には”思い通りにならない楽しさ”
があるという話がありました。また、”虫を通して、自然の美しさ、楽しさ、ありがたみを学べた”という話もあり
、我々大人としても意識すべきことではないかと思いました。
田植え時期とアカネの発生に関するデータ アキアカネの復活に向けての提言 会場内の模様 高校生の”昆虫少年”の立派なスピーチ
「昆虫少年・少女について」のスライド 「昆虫少年を育むために」のスライド 「昆虫少年を育むために」について講演した方々 次回のサミット開催地の鹿児島県薩摩川内市藺牟田池<br />(いむたいけ)への引き継ぎ式
電車の時間の関係で、次回のサミット開催地の鹿児島県薩摩川内市藺牟田池(いむたいけ)への引き継ぎ式ま
でしか居られず、大変失礼しました。最後に、寄居大会実行委員の皆様、大変お世話になりまして、本当にあり
がとうございました。















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テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報

  1. 2010/09/11(土) 00:09:51|
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プロフィール

せいごむ

Author:せいごむ
たつの・赤トンボを増やそう会へようこそ!私たちが住んでいる兵庫県たつの市は、童謡”赤とんぼ”の作詞者・三木露風の生誕の地です。三木露風が北海道で幼い頃の情景を思い出して詠んだのが”赤とんぼ”ですが、最近他の地域同様、赤トンボがかなり減ってきています。そこで、赤トンボを増やし、その昔三木露風が見ていた龍野の原風景を再現すべく、赤トンボを増やそう会を設立し、活動を始めました。皆さんも応援して下さいネ。

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