5月31日は、我々にとって待望の日でした。なぜかと言いますと、トロ箱の中に”ヤゴ”がいるのを確認出
来たからです。
トロ箱の中には土を入れています。また稲も植えていますので、ヤゴを見つけるのは至難の業です。つまり、
ヤゴは普段土の中にもぐっていて、簡単に姿を見せないからです。
この日は、初めは手ですくえましたが、次に金網のザルを使って、土の部分も削り取ってすくい上げてようやく
目にすることが出来た訳です。
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- 2015/05/31(日) 20:43:50|
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5月17日はトンボ池の田植えとマコモダケの植付けをやりました。
田植えは、先日代かきをしたところの内、5月田植えの部分だけ植えました。
また、同時にヤゴの飼育カゴを設置し、ヤゴも放流しました。
下の写真が田植えとヤゴの放流等の場面です。

また、翌日のマコモダケの植付けは、稲と違って株間を1.5m以上あけないといけません。
細い苗を1本ずつ植えましたが、その1本からどんなものになるか、全く想像がつきません。

なぜこれを植えるのか、その理由をご説明します。
現在国の政策で”減反政策”が取られており、3年に1回休耕しなければなりません。
休耕に指定されると、その田んぼに秋に産みつけられたアキアカネの卵は翌年は休耕なので水が入らず乾いた
ままですべて孵化せず死んでしまいます。また、その年の秋は乾いた田んぼなので卵が産みつけられることは
ありません。つまり、3年の内、2年間影響(ダメージ)を受けるのです。
それを改善するには、休耕に指定された場合、翌年稲以外の水が必要な植物(野菜等)を植えたら、産みつけ
られた卵は孵化することが出来ます。また、さらにその翌年稲も秋に卵を産むことが出来ます。その植物とし
て何が良いかを兵庫県立大学講師の橋本光政先生にお尋ねし、”マコモダケ”を紹介して頂いたのです。
この”マコモダケ”がいったいどのようなものか、どのようになるのか、大変楽しみです。
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- 2015/05/18(月) 18:43:01|
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5月15日はいよいよトンボ池の代かきです。この田んぼは、3つに仕切って田植えと水を入れる時期を変え
て実験します。サイホン式の自動給水システムを自力で3系統作り、ようやく各々独立した水管理が出来るよ
うになったのです。しかし、代かきは全体を一括して行うこととしました。
3つに仕切った条件とは次の通りです。
1,5月水入れ、5月田植え 2,5月水入れ6月田植え 3,6月水入れ6月田植え
特に2番目は、田植え時期は現状通りとしながらも、ヤゴのために水を早く入れて中干し(7月20日頃)ま
でに羽化させたいのです。

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- 2015/05/17(日) 23:34:11|
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5月17日は「たつの赤とんぼ米」の田植えの日でした。
田植えの前の準備で、ヤゴを放流する為の飼育箱に土を入れたり、ヤゴが小さいので網から出ないように
プラスチックのプレートを入れる作業をしました。

また、飼育カゴは川原に置いているものを運びました。

次は、田んぼに来てもらうために、交差点の近くに道案内の目印を置いていきます。

田植えを開始する前に、ご挨拶と注意事項等を説明しました。

田植え開始!何せ人数が、子供達26人、保護者の方18人、計44人なので大変です。
ワイワイ言いながらかなりハイペースで植えていきました。

休憩の時間になると、子供たちはおやつと飲物をもらってお母さんと団らんのひと時を過ごしました。
中には、ドロンコになったので、ジョウロで”洗浄”してもらっている子もいました。

次は、いよいよヤゴの放流です。前回は、やりたい人が多くてもめましたので、今回は、鶏糞を入れる人、
ミジンコを入れる人、ヤゴを放流する人等に分けたクジを作って、公平に抽選で決めました。

そして、田植えの時にどんな頑張り方だったかを表した”賞”をいくつか用意してお渡ししました。
例えば、”ドロンコ賞”とか、”うまく植えたで賞”とか。

最後は、アキアカネがたつのの空に早くよみがえるよう、童謡”赤とんぼ”をハーモニカ
の伴奏で全員で合唱しました。
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- 2015/05/17(日) 20:52:33|
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