11月4日(月)に第7回目の赤トンボを増やそう会の常任委員会を開催しました。
まず、前田清代表より前回の常任委員会(10/5)以降の動きについて報告がありました。
10/11 チラシの効果で早速アキアカネ情報が入りだした。
15 アグロで大きいカゴの材料調査
20 NHK、揖西東小、龍野小と取材日程等調整
龍野小より、足の便がない⇒前田課長に検討依頼(1台で2往復)
23 龍野小・上田先生アキアカネ2匹捕獲(1匹から卵採取成功⇒水で飼育)
27 小笠原さんにカゴの図面説明、大村さんに石澤氏の資料のコピー依頼
28 トンボ池に2m四方、高さ1.7mの飼育カゴ設置(急きょ、中垣内の高見会長、青木
農会長、池田さんにご協力頂いた)
29 宍粟市下牧谷事前調査〜1対捕獲し卵を産ませ植木鉢にトンボ池の土を入れて飼育
を開始し、そのツガイもカゴに放した。
大塚写楽さんで、アキアカネの卵を産ませる時に水を入れるフィルム容器を大量に貰
い受けた。
30 昨日のツガイは生きていることを確認
31 宍粟市下牧谷で、揖西東小・龍野小の有志と先生方、中垣内自治会の方々等34名
で調査
・捕獲⇒約60匹捕獲出来、卵も採取、トンボ池のカゴにも約30匹放した。子供たちも
自分で産卵させる実験を体験し、喜んでいた。
11/1 雨が降りそうなので、トンボの雨宿り用の棚を購入して設置(午後はかなり雨が降った)
2 11時ごろ行くとカゴの中のアキアカネが10匹に減少
3 16時に行ったら5匹に減少
4 10時に行ったら4匹に減少(ノシメ1匹、アキアカネのオス2匹、メス1匹)なぜか、東
南のカゴの上に集中してとまっていた。
10日実施の平地調査の下見;中垣内の井関三神社より北側は休耕田で、養護学校
の東は稲刈りが終了した後だ。水たまりが1ヶ所あった。
<意見>
(1)東南の角にアキアカネが集まったりしたのは、自分達が飛べる空間でないからだろう。 笹や木の枝を入れてとまれる場所を作るべき。(三木)
(2)今日の夕方行ったら3匹しかいなかった。不思議なのは、死骸がまったく見つからない
ことだ。(高見)
(3)どのぐらい生きているものか?(篠本)/31日に捕獲し、現在で5日生きていることに
なる。(前田清)
(4)交尾したか?(紙上)/三木さんがおっしゃったように自分が飛べる空間でない中で交
尾どころではなかったという感じだ。(前田清)
(5)水たまりに寄ってくることは分かった。(前田清)/初めにメスが1回尻尾を水に浸けて
水滴をひっつける。それに卵を出して次に水滴と一緒に水の中に産み付ける。つまり
単に卵塊だと水の中に生みつけても塊が解けないからだと思う。
(6)カゴの周囲をネットで囲っているが、上部は光を入れる為に透明なテグスにした。これ
によってキラキラ光り、その為光るものに反応して上の方へ上がるのかもしれない。
(前田清)
(7)オスは自分の縄張りを持っている。縄張りに入ってきたメスと交尾するので、あまり狭
い空間だと縄張りが維持できず、交尾も出来ないと思う。(三木)
次に、下牧谷の調査状況と市民の方々からの情報提供について説明がありました。
情報提供;電話等39件、ホームページ書込み22件(昨年同時期で合計27件)
その内、アキアカネの現物確認済みのもの 8匹(ネットの写真判定除く)
今回の検討事項(全体討議のみ)
1)10日の揖西東小・龍野小合同授業の平地調査〜NHK取材予定(小笠原)
(1)行き先;、養護学校の東の水たまりのある田んぼ
(2)タイムスケジュール(篠本校長)
2校時 9時30分 整列集合
9時40分 学校出発(徒歩で移動)
10時10分 中垣内着
〜 赤トンボ採集
11時30分 中垣内発
12時00分 学校着
出席人数;揖西東小=児童41名(内、車椅子1名)と先生3人 龍野小=児童33名と
先生3人、当会は3人(三木、小笠原、前田清)
(3)龍野小の送迎方法と時間等について
・ 行き;1便目9:10裁判所前 ⇒ 9:30揖西東小、
2便目9:50裁判所前 ⇒10:10中垣内の現地
・ 帰り;1便目 11:20中垣内の現地 ⇒11:40裁判所前
2便目 12:00揖西東小 ⇒ 12:20裁判所前
(播磨乃国観光のバス、コミバス等も検討したがいずれもダメだった。)
(4)準備物、雨天の場合の対応方法等
・網、カゴはOK、靴は運動靴とする。
・雨天の場合は、8:30時点で三木さんと相談して中止かどうか決定する。(前田清)
2)小宅小の企画について(石堂先生)
11/10に揖保川の小学校とTV会議でつなぎ、既にそこがアキアカネの卵も収集しており、
もらったら育てる予定だ。山根川のビオトープにトンボ池を作るのでそこに放したい。
<意見>
・卵は、今はどのような状態か?(前田清)/水の中で飼育している。(石堂)
・水の中だと冬の終わりに孵化してしまうようだ。所沢市の石澤氏から、植木鉢に畑の土
を入れ、湿り気がある状態を維持出来たら春に孵化すると言われている。(前田清)
・早く孵化すると困るのはヤゴのエサだ。またヤゴでは冬を越せないと思う。(三木)
・生徒には植木鉢と言わず、土の中で冬を越させるという方法もあることを言った方が良
いのでは?(篠本)
3)所沢市の石澤氏(日本トンボ学会会員)から資料を頂いたので参考にして頂きたい。(前田清)
(1)アカトンボの体温調節
(2)アキアカネの移動についての観察
(3)気温で変化するアカトンボの体色
(4)アキアカネの秋後半における産卵行動について
4)次回常任委員会の日程と場所
11/24(火)18:00より、市役所3階会議室(小学校の先生方の出席は任意)
5)TV放送について
NHKテレビの放送日はどうなるか?(小笠原)/実際にトンボが1匹も見つからなかったら放
送は中止となるが、もし捕獲出来たらその日の夕方の18:30〜19:00の間の「ニュースKO
BE発」だと思う。また、それなりに面白ければ、ニュース845(20:45〜21:00)でも取上げ
られるかもしれない。(前田清)
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- 2009/11/07(土) 21:57:58|
- 会議内容等
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10月31日(土)は、アキアカネの調査と捕獲するために宍粟市の下牧谷へ行きました。朝、8:30
に龍野小、揖西東小、市役所に各々集合しました。参加者は、当会会員が6人、揖西東小が9人(
3年の生徒7人、先生2人)、龍野小が15人(3年の生徒9人、父兄4人、先生2人)、中垣内自治
会の方が5人の合計35人です。
現地に着いた後、先日の事前調査の時に見つけていた水たまりを何箇所か確認し、その中の1箇
所の水たまりで、龍野小のグループは交尾体が産卵しているところを観察することが出来ました。
この時、初めて見る光景にみんなの目が釘付けになり、じっと見入っていました。そして、網を持っ
てすぐに捕獲しようと近寄ろうとしたため、小生は“めったに見られないのでもう少しじっくり観察して
下さい”と、彼らのはやる気持ちを制止しました。“では総攻撃開始!”と言った途端子ども達は水た
まりの方へ突進し、アキアカネを捕まえようとしますがヒラリと交わされてしまいました。


しかし、彼らは少し慣れてきたらさすがです。素早く網をサッと振って次々とアキアカネの交尾体を
捕まえるのに成功しました。子ども達は元気に走り回り、また、大人たちも童心に帰って夢中でトン
ボを追っかけていました。皆さんの笑顔が素晴らしかったです。その模様は写真をご覧下さい。

他のグループのメンバーも色んな場所で捕獲作戦を遂行し、約1時間の間にトータルで約60匹(オ
ス、メス約30対)捕獲出来ました。
なお、アキアカネが多いタイミングだった10:40に気温を測ったら、22℃になっていました。やはり、
活動が活発になると言われていた“22℃”が実証されたように思います。
その後昼食をとることにし、食事の後に先ほど捕獲したアキアカネのメスを題材にして卵を産ませる
実験を行ないました。初めに、小生が水を入れたフィルム容器の水にメスの尻尾をチョンチョンと付
けるのを繰り返したら、小さな黄色い卵が少しずつ出てきました。みんな、“オーッ、出て来た、出て
来た!”と言って驚きの声を発したので、逆に小生の方が驚きました。その後、20個ほどフィルム
容器を用意していたので、それらに自分が捕まえたアキアカネに卵を産ませる実験をやってもらいま
した。みんなが初めてのことに夢中になっている姿を見て、小生としては、なんとかアキアカネを見
つけることが出来、また産卵の実験も成功し、ホッとしました。採取した卵は、各自が容器ごと持ち
帰って自宅で育ててもらうことにしました。

しかし、この日はそれで終りではありません。たつの市に戻った後、当会のメンバーと中垣内のメン
バーはトンボ池に集合し、一昨日制作した飼育カゴの補強工事と今獲ってきたアキアカネをカゴの
中に放す作業を行ないました。補強工事は中垣内の方にお願いし、我々はカゴに放す前に再びメス
に卵を産ませる方を担当しました。なぜ再び卵を採取するのかですが、昨年は、1箇所でしか卵を
飼育出来ませんでしたので、今回は複数の異なる環境で実験するためにより多くの卵を採取して
小分けする必要があるからです。
補強工事が済んで卵も採取し、いよいよカゴに放す時が来ました。そんなに大げさにすることではな
いですが、我々としては初めての試みですので、一応小生だけがカゴの中に入って放すことにしまし
た。捕獲したアキアカネは、エネルギーの消耗を防ぐのと羽根が傷むのを防ぐ為に三角紙に包んで
いたのですが、各々の三角紙からアキアカネを1匹ずつ手に取ってから“元気で卵を産んでね”と声
を掛けながら放してやりました。
ということで、この日予定していた工程を、“無事”と言うか、思いのほか“出来過ぎ”という感じで終
えることが出来ました。この場所を教えて頂いた宍粟市の志水さんや、小学校、自治会の方々等の
ご協力に、ただただ、感謝、感謝!です。

さらに、家に帰ってからの作業があります。それは、採取した卵を用意していた“植木鉢”に撒くこと
です。一応4つの鉢に小分けして、日当たりの良い場所、日陰の場所、ベランダ等に置いて、大切
に育て、観察していきたいと思います。
また、今日参加した子ども達にも植木鉢に畑の土を入れて飼育することを説明しましたので、小生
の自宅のものだけでなく、かなりの数の植木鉢で“栽培”ならぬ“飼育”が行なわれることとなりま
す。どれかの鉢で“孵化”してくれることを願うばかりです。
(最後の写真は、翌日設置した雨宿り(?)用の棚です。)

- 2009/11/01(日) 22:13:05|
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10月29日は、来たる31日に揖西東小と龍野小の合同調査で下牧谷へ行く前の予備調査に行
きました。まず、昨年の同時期に宍粟市の方の協力で20対の交尾体を捕獲出来た場所に行った
のですが、全然アキアカネがいませんでした。
ノロノロと徐行運転で田んぼを見て回っていると、ありました、ありました。”砂漠の中のオアシス”
のような水たまりが。これがポイントなのです。つまり、アキアカネはこういう浅い水たまりに卵を産
みつける習性があるのです。
しばらく水たまりをじっと見つめていると、来ました来ましたアキアカネの交尾体が。ようやく目の当
たりに出来、大変嬉しく思いました。最近買った300mmの望遠レンズをいよいよ使う時が来ました。
しかし、相手が動いているのでなかなかシャッターを切ってもちゃんと捕えることが出来ません。
下の右の2枚の写真は何とか交尾体をカメラで捕えたものです。写せてホッとしました。

また、そのツガイも実際に捕獲し、家に持ち帰って卵を産ませることにも成功しました。卵は、植木鉢
の中にトンボ池の土を入れたものに水を掛けた後撒きました。その後、昨日制作したトンボ池の飼育
用の大きいカゴに放してやりました。
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- 2009/10/30(金) 05:47:50|
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10月28日は、急きょトンボ池へ行き、アキアカネの成虫を入れて飼育する大きいカゴを作りま
した。どのぐらいのサイズかと言いますと、面が2m×2mで、高さが約1.7mあり、小生なら立
ったまま入れる大きさです。
中垣内の自治会の方々3人と小生の4人で、約1.5時間ほどで設置しました。
横の網は防鳥ネットで緑色をしています。上面の網は、日光を出来るだけ取り込むために、透明
なテグスの魚網を使用しています。また、横の桟は、イノシシが入って来ないよう一番下の地面
に沿って張ることにしました。

カゴの中は、元々生えていた稲を残して、アキアカネが葉っぱに止まったり、エサとなる虫が少し
でも食べられるようにしました。また、水たまりを作る為に、上の池から一気に水を放流してもらい
ました。スゴイでしょ?”小さな水たまり”を作る為にですよ。でも、もし他の場所から水を運ぶとな
ると大変で、大変助かりました。
下の右端の写真ですが、左側に小さいカゴが見えます。つまり、これはヤゴを飼育するために作っ
たものですが、それに比べると如何にカゴのサイズが大きいかお分かり頂けると思います。

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- 2009/10/29(木) 23:53:07|
- フィールド活動
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10月10日は4回目の山上調査会を実施しました。天気も良く9:30に市役所に当会メンバーと中
垣内自治会の方と小宅小の先生等計14名が集合して、目的の姫路市「伊勢自然の里・環境学習
センター」へ向かいました。
現地に着いて初めに館長さんからこの施設の概要をお聞きしました。
この施設はビオトープ池を中心に約2ヘクタールを使った施設で、タガメを増やす活動等、水生生物
や昆虫が多く生息しています。昨年の調査ではトンボが45種もいたそうです。
確かに、入口に入った時の印象は昔の田舎の原風景とという雰囲気で、これならアキアカネがいそ
うだなぁという感じがしました。
実際に池の周囲に行ってみると、トンボたちがいました、いました。初めはマユタテ、しばらくしたら
アキアカネが見つかり、なるほど“自然の里”の名に違わないことが実感されました。
ただ、ここで捕獲したものはここで放してやらねばならないルールになっていまして、捕まえたもの
はすべて逃がしてやりました。
捕獲出来たトンボですが、アキアカネが6匹とマユタテ等、合計25匹で、予想以上の結果でした。

その後、JR本竜野駅でアキアカネの目撃情報提供依頼のチラシをお客さんたちに配布しました。

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- 2009/10/21(水) 13:29:01|
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